人前で話すのが苦手すぎる! 1分間スピーチを上手くこなすために必要な5つのこと

スピーチ

「じゃあキミ、明日の朝礼で1分間スピーチを頼めるかな?」

 

社会人になって、はじめてこの台詞を聞いた時、マジで鬱になりそうでした……。

学生の時に人前で話すのが苦手だからって、あらゆる機会から逃げ続けているそこの貴方!

学生時代に慣れておくべきだったと、メチャメチャ後悔しますよ!

 

社会人になると多くの会社で行われている「1分間スピーチ」

基本的に、お題は何でも良いとされていることが多く、その目的は上手く話をまとめる力を得ることや、人前で話すことに慣れることなど多岐に渡ります。

実際、「スピーチをやれ」と頼まれれば、話の構成や内容をどうするか凄く悩みますし、一回スピーチをするだけで学べることは多いです。

 

けれど、この1分間スピーチを苦手としている人はすごく多いんですよね。

・どんなネタにすれば良いのか分からない。
・上手く話がまとまらない。
・緊張でちゃんと話せるか心配だ。

などなど、どれもスピーチ慣れしていない人にとっては難しいことばかりです。

今回は、そんな1分間スピーチについてどうすれば上手くなれるのか、自分なりの考えを書いていこうと思います。

 

その1 まずは1分間スピーチを行う目的について、よく理解しておくべきである!

スピーチ

まずは「なぜ1分間スピーチをするのか?」ということについて知っておくべきです。

大きな会社の場合には、社員数が多く全員を把握することが難しいため、自己紹介の意味を込めてスピーチを行う場合もあるのかもしれません。けれど、1分間スピーチの本質は別にあります

 

話の構成力を鍛える説得力のある話し方を学ぶ人前で話すことに慣れる

 

1分間スピーチの目的は大きく分けて、この3つです。

一言で表すと「話し上手を目指す!」ということですね!

 

社会人にとって、上手く話ができることは心強い武器になります。

例えば営業では、自社の製品の優れている点をどれだけ丁寧に説明できるかが大事です。また会社でプレゼンを行う際には、自分の意見を論理的に分かりやすく伝える能力が求められます。上司に対して、端的にはっきりと「報・連・相」出来れば評価が上がるでしょうし、部下に対して要点を絞って指示できれば、より高い信頼を得られるでしょう。

 

ビジネスの世界だけでなく、日常生活においても会話力を鍛えることは、あらゆる場面で役に立ちます。

もちろんスピーチに慣れていない人にとっては、将来的に役に立つと言われても嫌なことには変わりないと思います。けれど、やらなければならないのであれば、中途半端に誤魔化して乗り切るよりは、徹底的に考えて、練習して、悩んだ方が良いと思います

恐らく仕事を続ける以上、同じようにスピーチする機会は何度でも訪れるでしょう。

その度に陰鬱な気分になってストレスを抱えるくらいであれば、今の内にしっかりとコツをつかんで、スピーチに慣れておくことをオススメします!

 

その2 何について話そうか? 1分間スピーチのネタ探し!

ネタ探し

1分間スピーチをやるにあたって、最初に悩むのがこれですね。

会社にもよりますが、基本的にはお題は何でもOKな場合が多いと思います。

 

まずは、定番ネタである時事系ですね。

最近のニュースでも良いですし、クリスマスやお盆などの季節モノのイベントが近ければそれを利用するのもありだと思います。専門的過ぎる内容や誰も知らないようなマイナーなニュースは、その説明だけで余計な時間を取られてしまうので1分間スピーチ向きではないです。誰でも知っているような話題性の高いニュースの方が興味を引きやすくて良いかもしれませんね。

 

続いては、自分に関することですね。

特に家族のことや、趣味のことが定番かつ分かりやすくてオススメですね。

大きな会社では、自分のことをよく知らない社員も大勢いることを見越して、自己紹介に近いスピーチの方が良いと思います。逆に小規模の会社では、自分のことをよく知られている上でのスピーチとなるので、自己紹介より1歩進んだ話題にした方がウケがいいかもしれません。

個人的に初めてのスピーチでは、この「自分に関すること」を言うのが無難かな、と思います。自己紹介も兼ねることができますし、話の展開もしやすいですしね。

 

最後は最近あった出来事について、ですね。

仕事の内容についてでもいいですし、日常で起きた出来事でもいいです。劇的な出来事である必要はなく、ちょっとした「気付き」でも話題に出来るため、意外とネタにしやすいです。

例えば「バスに乗っている時、優先席に座っている男子高校生がいて〜」みたいな始まりでもいいですし、「デパートで子供を放置して買い物している母親がいて〜」みたいなのでもいいです。この手のネタは、最後にいい感じの教訓オチに繋げやすい気がしますね。

 

以上です。

ちなみに「いいネタ見つけたかな?」と思った時は、次にオチを考えるのをオススメします。スピーチで最も大事なのは始まり終わりです。いいネタだと思っても、うまいオチが思いつかなければ話の構成を作る上ですごく苦労します。

というわけで、次は話の構成についてです!

 

その3 起承転結に気をつけて! 話の構成こそが1分間スピーチの命である!

構成

ネタ探しが終わった後には、見つけたネタをもとにスピーチの内容を詰めていくことになります。

その際に、何より大切なのは話の構成です。

1分間スピーチにおける「1分間」という時間は想像以上に短くて、文章に起こした時に大体300字前後に抑えなければならないと言われています。この少ない字数で話をまとめるのは、想像以上に大変です。

では、「どうやって話の構成を組み立てていけばいいのか?」について話していきましょう。

 

話の構成は、いくつかに分割して作っていくのが基本です。

構成の分割方法には、最もよく耳にするであろう「起承転結」、日本の雅楽に由来する構成である「序破急」、短いスピーチ向けの「二部構成」などがあります。

 

どれも格好つけた言い方をしていますが、結局のところ重要なのはバランスです。

ダラダラと長い前置きや、スパッと終わらないオチなどは聞いていて、つまらなく感じますよね。

その理由は、話のテンポが悪いからです。

 

例えば「起承転結」の流れで話を作った時、構成のバランスが「起:承:転:結=4:2:2:2」だったらどうでしょう?

明らかに前置きが長すぎますよね。

このような事態を回避するためには、まず話そうとしている内容を文章に起こしてみることをオススメします。

話す内容を全て書き終えた上で、冗長になっているところからは言葉を省いて、逆に端的に言いすぎて意味が伝わりにくいところには言葉を足していく。そうして、うまく構成のバランスを取っていくことが大切です。

 

要点をまとめようとせずに、言いたいこと全てを話そうとすると冗長になりすぎて、結局何が言いたいのか分からなくなります。逆に、簡潔に話そうとしすぎて大事なところを省いてしまうと、文脈が繋がらず、結局何も伝わりません。

これらは説明下手な人にありがちなパターンです。

スピーチの内容を文章に起こして、自分で何度も読み返しながら推敲を繰り返す。それだけで簡単にイイ感じのスピーチになってくれると思います!

 

その4 ウケるかどうかは君次第!? 大事なのは抑揚をつけて話すことである!

笑い

続いてはネタが決まって、スピーチ内容も決まった後の話になります。

スピーチに慣れていない方の多くが内容を文章に起こして、それを暗記してから本番に挑もうと考えていると思います。暗記して、覚えた通りに話す。それはいいです。

人前でスピーチを行うことに慣れているならまだしも、スピーチ初心者がいきなりアドリブを入れたりするのは無謀としかいいようがないですから。

けれど、暗記した文章を話す時には注意しなければならないことが2つあります

 

4−1 完成した文章は何度も口に出して、聞き取りにくい箇所がないか確認しておく!

これはスピーチの内容を完成させた後、すぐにやっておくべきことです。

読みやすい文章と、聞き取りやすい文章というのは少し違います。

何度か口に出してみて「なんか言いにくいな」と感じるところや「なんか言葉が引っかかるな」と感じるところがあれば要注意です。自分が話しにくい箇所というのは、得てして相手からすれば聞き取りにくい箇所であることが多いからです

必ず文章が完成した後には、何度も口に出して読んでみて、最後の推敲を行いましょう!

 

4−2 暗記した文章を口に出す時には、いつも以上に抑揚やテンポに気をつけて話すようにする!

続いては、実際に人前でスピーチを行う際の注意点です。

スピーチ初心者にありがちなことですが、緊張すると暗記している文章を話すことだけに集中しすぎてしまうんですよね。結果、抑揚のない話し方になったり、話す速度が不自然に早くなったりしてしまいがちです。

本来の目的は「相手に伝える」ことのはずなのに、スピーチ初心者の場合には「暗記している文章を口にする」ことが目的になってしまっている。

なので本番前には、特に抑揚や話す速度、間の取り方などによく注意して練習しておくことをオススメします!

 

その5 緊張しすぎておかしくなりそうな貴方へ! 本番までにやっておくべきこと!

緊張

前項で、スピーチでは暗記している文章をただ口にすればいいのではなく、ちゃんと抑揚や話のテンポに気をつける必要があることを説明しました。

しかし実際、本番になると緊張してしまって、事前に練習した通りには上手く話せないという人もいると思います。確かに、緊張するといつの間にやら話す言葉は棒読みになり、話す速度はどんどん早くなってしまうものです。

緊張に関しては、本人の性格に起因するところもあると思うので、なかなか劇的に改善させるのは難しいと思いますが、少しでも楽な気持ちでスピーチに臨めるように、いくつかのアドバイスをしておこうと思います。

 

5−1 練習は裏切らない! 緊張を緩和する、最も効果的な薬は反復練習である!

実践的な緊張緩和法。

それは、とにかく徹底的に反復練習をする。ただ、それだけです!

これを聞いて「なんだ、結局は根性論か……」とお嘆きになった方もいるかもしれません。確かに方法はいたってシンプル、画期的と言うには程遠い内容です。

 

けれど、皆さんの学生時代を思い出してみて下さい。

「スイヘーリーベ、ボクノフネ、ナーマガールシップス、クラークカ」

この呪文のような言葉を覚えているでしょうか?

 

はい、化学記号の周期表ですね。恐らく、結構多くの方が覚えていたんじゃないかなと思います。

人は誰でも、繰り返し覚えた文章を簡単には忘れないものです。それどころかキーワードとなる言葉を聞くだけで、自然と頭の中に覚えた文章が思い浮かんでくることもあるでしょう。

 

スピーチをする時には、カラオケで得意な曲を歌うことをイメージすればいいのです。

繰り返し練習した曲は、歌詞を見なくても自然に言葉にできるはずです。しっかりと気持ちを込めて歌う余裕すらあるでしょう。

 

スピーチも同じです。

むしろ1分間なんだから、歌より全然短いですよね。

何度も文章を読み込んで、口に出して練習を繰り返す。そうすれば必ず自然と頭に文章が刻み込まれ、たとえ緊張していたとしても堂々とスピーチすることが出来ると思います!

 

5−2 緊張しても笑顔を忘れないことが大事です!

続いては、メンタル的な効果を期待しての手法です。

と言っても複雑なことは何一つなく、スピーチをする時は出来る限り笑顔で話しましょうと言うだけです。

もちろんスピーチの内容が深刻なものであれば、それに見合った表情を作る必要があります。けれど、そうでなければ笑顔で話すのが良策です。

その理由は、笑顔は聞き手の緊張を緩めるからです。

 

想像して見て下さい。

『スピーチの最中、聞き手の方に目をやると、多くの人が微笑みを浮かべながら関心の眼差しを向けてくれているのに気が付いた』

どうですか? なんとなく、少しだけスピーチしやすくなったと思いませんか?

 

ではもう一つ例を挙げてみましょう。想像してみて下さい。

『スピーチの最中、聞き手の方に目をやると、多くの人が無表情でこちらを見つめていた』

どうですか? なんとなく、話しにくい雰囲気に感じませんか?

 

人は笑顔を向けられると、自然に笑顔を返してしまいます。

もちろん愛想笑いの可能性も否定は出来ませんが、大事なのは穏やかな雰囲気を作ることです。

スピーチ中にこちらが笑顔で話せば、それだけで雰囲気は和みます。笑顔は笑顔を呼び寄せるので、笑っている聞き手が多いと、それだけで周りの人たちも影響を受けて、同じく笑顔になってくれたり、スピーチに興味を持ってくれたりするものです。

 

逆にどれだけ緊張していたとしても、無表情でスピーチを行うのは絶対にいけません

笑顔で聞いてもいい話なのか、深刻な表情でいるべき話なのか、最後まで聞かないと聞き手には判断できないのです。話の展開が分からない以上、とりあえず聞き手もスピーチをしている人を真似て無表情になるはずです。

よほどスピーチ内容が意表を突いて面白いのであれば、無表情さとのギャップで大ウケを狙えるのかもしれませんが、そうでなければ無表情でいることは悪影響しか及ぼさないと思います。

最初にこちらから笑顔を提供してあげることで「和やかな雰囲気で聞いても大丈夫な話なんですよ」とアピールしておく。そうすることで聞き手を味方につけることが出来て、スピーチをしやすい空気を作ることが出来ます。

 

5−3 あまり深刻に考えすぎない。気楽に挑みましょう!

精神論ばかりで申し訳ないですが、最後もまたメンタル的な緊張緩和法ですw

「ケ・セラ・セラ」というスペイン語に由来されるフレーズがあります。

その意味は「なるようになるさ、明日には明日の風が吹く」です。

すごく良い言葉ですよね。

 

結局のところ、1分間スピーチなんて、そこまで深刻に考える必要は無いってことです。

失敗したらどうしようとか、緊張して言葉が出なくなったらどうしようとか、ゴチャゴチャと嫌な想像を膨らませる暇があれば、せっかくだしウケ狙ってやろうかなとか、我ながら良い事言ってるなとか、ポジティブに考えた方がよっぽどマシです。

 

断れるのなら無理する必要はないと思いますが、断ることが出来ず、もうやるしかないのなら覚悟を決めて徹底的に攻めるべきです。後ろ向きな思考は、常に悪い結果しか持ってきませんから。

退路が断たれたのならば、後ろを向きたい気持ちをグッと堪えて前向き思考で頑張る!

それが一番大事だと思います!

 

MEMO
  • 緊張を緩和する、最も効果的な薬は反復練習である!
  • 緊張しても笑顔を忘れないことが大事です!
  • あまり深刻に考えすぎない。気楽に挑みましょう!

 

まとめ

以上、1分間スピーチを上手くこなすために必要な5つのこと、でした!

「1分間」なんて限定的な言い方をしてしまいましたが、3分間だろうと5分間だろうと基本は同じです。

大学院時代に厳しい教授陣の前で40分間かけて卒論発表をした時に比べれば、1分間スピーチなんてチョチョイのチョイです。社会人になれば、学生の時と違って試験もないし、スピーチで変なことを言ったからって怒られることもありません(限度はあります)。大学受験とかと違って、失敗したからって人生が終わるわけでもなし。

なので、今回の話もそこまでじっくり読む必要なんてありません。

気楽に考えて、気楽にまとめて、気楽に話す

スピーチ慣れしてなければ上手く出来なくて当然なんです。とにかく気楽に行きましょう!

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